2013年5月3日から4日までの2日間にわたり開講された「ISPAチャレンジクラス」!
3名の方に参加頂きました。
初日は、午前中にカミングアバウト(風上まわりのタッキング)とワンラインドッキング(係留索1本のみを使用した離着桟)、午後にはジャイビング(風下まわりのタッキング)とヒーブツー、リーフ、アンダーパワーでのMOB救助練習を行いました。
この日は、デイスキッパーの認定取得を目指す受講者に方にスキッパー役(ヘルムスマン)を、他の2名の方にクルー役を務めて頂きました。

SWの3〜5m/sの心地よい風を受け、気持ちよくセーリングしながらスキッパー、クルーの役割を確認していただけたと思います。
慣れないワンラインドッキングやヒーブツーでのリーフ作業などにも3名の連携によってスムーズにできました。

初日の最後には、ウィリアムソンターンによるアンダーパワー(機走)でのMOB救助訓練を行いました。

天気もよく、程よい風もあり絶好のスクーリング日和でした。
二日目は大阪北港ヨットハーバーへのミニクルージングを実施。初日と同様にスキッパー役の受講者の方にパッセージプラン(航海計画)を立案して頂き、午前8時過ぎに新西宮ヨットハーバーを出航しました。
しばらく「そよ風」がそよっと吹く程度でデッキでのお勉強?!には絶好のコンディションということもあり、受講者の方々はメモを片手に疑問点を解消されておられました。

しかし風も無くなり、デッキ上での会話も無くなりはじめたので(笑)、こんな時でも楽しまなくちゃ!
ということでセーリングを諦めて急遽、大阪港内のハーバークルーズを行おうと機帆走で大阪・天保山に向け針路を変更しました。


この日はちょうど天保山岸壁にバハマ船籍の豪華客船「シルバー・シャドー」が入港中で海側から間近に仰ぎ見ることができました。


その後、正午過ぎに北港ヨットハーバーに入港し、日曜と祝日だけ限定でオープンしているそば処にて昼食。
ゲストバースは「メルボルン・大阪ダブルハンドヨットレース」に出場し、無事にフィニッシュされたレース出場艇がぎっしり。そうそうたる外洋レース艇の片隅に「KIS号」を係留させて頂きました。

北港ヨットハーバーからの帰路では、2つのブイを8の字で廻りながらのセーリング練習を繰り返し、アンダーセイル(帆走)でのMOB救助訓練を実施して2日間のISPAチャレンジクラスを終了しました。


今回のISPAチャレンジクラスでは2名のコンピテントクルーが誕生しました。
これからさらにデイスキッパーと上級の認定資格を目指していただけるそうです。
今後とも安全で楽しくクルージングできますようお祈りしております、UW!!
ISPAインストラクター 小原朋尚
posted by ittensho at 20:58|
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